あかつき幼稚園の園長は独り言が多い。
それ「ぼやき」?
「つぶやき」だって
10月1日から願書配布
2026年度の園児募集が始まる。
出生数が減ってきて、幼児施設の運営は厳しくなってきました。
認定こども園への移行を予定しています。
募集定員が絞られています。
近年の減少数から導き出しました。
それでもあかつき幼稚園に入園したい人を迎えられるように考えたつもりです。
さて、こども園の裏技?
理屈ではわかっているのですが、実際の運用は知らないのです。
行政の担当者や先輩園長だって尋ねた人によって微妙な違いがある。
知らない事を知ったかぶりでしゃべるとろくな事がない。
知らないフリをするしかありません。
情報は家庭の皆さんの方が知っているかも知れません。
子どもたちのためにキツネとタヌキになりましょう。
よい物語が生まれますように。
これもやなせたかしさんの詩画集からの言葉です。
大好きな言葉です。
大人は子どものやってることにすぐにに手を出してしまう。
幸せのカタチはみんなバラバラ、大人にもあるけど、老人だって、子どもだってあるんだよ。
子どもには大人が忘れた幸せがあるんだよ。
美術の時間に「生きた線を描くんだよ」と言われると
なんだそれ?と思ってるボクです。
市立美術館へ黒田誠太郎展に行ってきました。
受付で「ご本人が来てますよ」と言われて直行。
大きな紙にクレパスで幼い女の子で元大工の車椅子のご老人と三人で絵を描いている。
バラバラに描いているはずなのに、段々とひとつの作品になっていく
大変刺激的でした。
黒田氏は「自分の事しか考えていない」とおっしゃるのです。
氏の描く線が人の絵に入っていく様子
対話するように応える女の子
会話を交えながら作品ができあがっていくプロセスが幸せでもありました。
やなせたかしさんをモデルにした朝ドラ「アンパン」が終わりました。
私にとって氏の詩に感動するものが多いのです。
「希望」 やなせたかし
絶望のとなりに
だれかが
そっと腰かけた
絶望は
となりのひとに聞いた
「あなたはいったい誰ですか」
となりのひとは
ほほえんだ
「私の名前は希望です」
正しい絶望があるように思うのです。
絶望は破滅であり、バットエンドと思う人が多いと思います。
絶望とは現実を知ることであり、別のゴールを目指して新たなスタートが始まる時だと思うのです。
そう思うと諦め悪くいつまでも続けさせることが良い事とは限りませんよね。
子供の幸せを考える時、
私は与えることよりも、
奪わないことだと思うのです。
ーー黒柳徹子
まいったな~
子どもは大人の思い通りにならないし
無意識にきょうだいや友だちと比べてみたり
やりたく無いことをやらせてみたり
早く大きくなれたら良いね
昔、地元の幼稚園連盟会長をやってたことがあるの。
巨大組織のトップですから常にコンセプトを打ち出さないといけない仕事でした。
「幸せな先生だからこそ、幸せな子どもが育つ」
私立幼稚園とは、理念が違う、運営方法が違う、保育観も当然違う。
自主自立ですが、何をやってもバラバラなのです。
こんなバラバラの幼稚園や先生たちをまとめるにはどうすれば良いの?
ボクは打ち出したのは「幸せな先生」でした。
子どもたちのために先生たちの幸福度を上げる。
あかつき幼稚園もDX化の推進やダブル担任制など、この数年は無理矢理進めてきました。
意外とハマっている。
アホな園長にすぐれた先生が集まっている。
「幸せ」について
とある園長が言いました。
送迎のため息子さんを車に乗せて走っていた時。
夕日を見ながら「綺麗だな」と思ったそうだ。
その時息子さんが言ったそうだ。
「お父さん、夕日が綺麗だね」
これって幸せだな〜
同じものを観て感動できる幸せ
はげしく共感しました。
大きなメガネを掛けている。
良く言われる。今日も言われた。
素敵なのは「人間」ではなく「メガネ」というところが残念である。
このメガネはJINsで購入したのだ。
たまたま見つけたこのメガネ。鏡の前でかけてみると
店員さんが
「似合うな〜。こんな似合う人、なかなかいないんですよ」
イメージチェンジを狙っていたのだが、子どもたちに憶えてもらいやすいかな〜。
そんな理由でした。
ちゃんとしたメガネも持ってますからね。
子どもたちはお父さんやお母さんの真似をする。
ママゴト、ちょっとしたしぐさ、返答の仕方、怒り方・・・
幼稚園にいると、子どもから家庭の姿が透けて見えるときがある。
お父さん、お母さん、無茶苦茶愛されてますよ頑張って〜。
「身体は食べたもので育てられる」
新陳代謝がありますので、
胃腸は数日、皮膚は28日、血液は4ヶ月、骨は5ヶ月、筋肉は2〜3ヶ月で半分だそうだ
脳や神経は一生です。
その脳は2〜3歳で急速に成長し、10代後半には完成してしまいます。
幼児期の食育や生活習慣が大切なのです。
では心は?
心という身体の機能はありませんが、愛のある言葉に包まれることが大切だと思うのです。
一生を支えてくれる「心」を育てたい。
無敵の人という言葉にひっかかったの。
失う物がなくなって、犯罪を犯すことすらためらわなくなった人
「これは怖いです」
辞書なら「無敵の人」とは誰も敵わない最強の人のことです。
ボクは誰とでも仲良くなれて、敵がいない人こそ「無敵の人」だと思うのです。
昔は体力、知力を磨き最強になって「無敵の人」を目指すのが学びだったと思うのです。
今の時代を眺めながら、求められる無敵の人ってどんな人だろう。
あかつき幼稚園に未来の無敵の人がいそうでしょう(笑)
園長ほど幸せな仕事はない。
かわいい子どもたちの成長が間近に見られる。
それはね
あかつき幼稚園を選んでくれた家庭がいっぱい
子どもたちを愛してくれる先生たち
同じ方向を向く大人がいるから。
だれでもそうだが人生は全て順調なわけがない。
邪魔をされることもいっぱいあります。
でも、その邪魔が愛しいときがある。
幼稚園はとにかくおもしろいのです
園長はウルトラセブン世代、KISSにショックを受けた世代です